CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

【薬学生向け】施設形態別に見るインターンシップ

薬学生の皆さま、
最近は、1日型のインターンが流行、
国試や実習で忙しい薬学生の皆さんも、参加しやすいものが増えてきました。
経団連でも2019年春卒業の学生向けから、
インターンを「5日以上」とする規定を廃止しています。

就職先や就職活動に迷っている方も、「この会社!」と決めている方にも
インターンシップへ参加するメリットは沢山あります。

その中でも1番のメリットは「入職後のギャップを小さくできる」ことだと思います。
大学を卒業した新卒社員の3人に1人は3年以内に退職をしています。
決して、退職や転職は悪いことではありません、
しかし、一生懸命勉強して薬剤師国家試験に合格しても、
就職先は「なんとなく」では、入社後「思っていたのと違うなあ。」
という理由での退職に繋がりかねません。

それでは、どのようなインターンシップがあるのか、施設の形態別に見てみましょう。
中にはユニークな内容のインターンシップを行う企業も増えてきましたが、
まずは一般的な内容として見ていただければと思います。

≪病院≫
病院見学の他に、調剤・服薬指導など業務の見学や体験等が主です。
実習の方が詳しく知ることができると思いますが
病院により業務の幅や雰囲気は様々ですので
実習先以外の病院に行ってみると発見が多いのではないでしょうか。

≪調剤薬局≫
調剤業務や服薬指導のほかに、在宅訪問への訪問もできることがあります。

≪ドラッグストア≫
病院や調剤薬局と同様、店舗見学や業務体験を行います。
この他、大手企業を中心に国試対策や自己分析などが実施されるところもあるようです。

≪製薬メーカー≫
職種にもよりますが、MRであれば営業同行、
研究・開発職であればワークや見学が一般的です。
また、業界についての知識やマーケティングなどを学ぶところもあります。

≪CRO≫
実際の業務体験や見学、グループワーク等が実施されるところが多いです。

いかがでしょうか?会社の雰囲気や社風など、
実際に自分の目で見て、体験するからこそ分かることがあると思います。

また、弊社では薬学生の皆さんが
もっと気軽に企業とお話しできるような機会の提供を検討中です。

インターンシップの他にも、会社の中身を知る機会が増えていますので、
ぜひ参加をしてみてはいかがでしょうか。

編集部Nihon Medical Career

キャリア編集部よりキャリアに役立つ情報をお届けします。

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