CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

同時に何社も面談に行く落とし穴とは?~地域内での活動がしづらくなる編~

紹介会社さんをご利用されている方の中で1回の転職活動時に複数の法人を
同時に選考に進んでいる方を多くお見受け致します。

【正常な判断できますか編&次の転職先が無くなる編】に引き続き、
同時に複数の面接に行く際のデメリット3つ目をご紹介いたします。

デメリット3 地域内での活動がしづらくなる

国家資格職である皆さまは生涯勉強と、
社内だけでなく、社外でも勉強会などに赴かれる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

その際に、ご面接に行った先の法人の代表や
勤務されている先生に出くわすこともあることでしょう。
それを踏まえますと、できれば面接した法人には当たり障りなくお断りをしたいものです。

それが何社も面談に行っていると、
配慮する必要のある法人が増えるのは言うまでもありません。

しかし、ここで落とし穴なのは『自分でお断りの連絡をしなくて済むこと』です。
個人で行おうと思うと大変気が重い内定辞退の連絡ですが
紹介会社が行うので『安心』と思ってはいないでしょうか?

しかし、お断りの仕方は皆様のその地域の薬剤師としての立ち位置を
左右する大事なフェーズなのです。

一社に絞るとお断りもスムーズ

一社に絞っていただき、複数の法人も紹介会社を通して面接に行かれた際には、
一緒に比較検討するためお断りの理由も明確です。
そして何より、就任後の皆さまとの関係性を維持するため、
無碍なお断り方は控えていただけるでしょう。

しかし、複数の面接を複数の人材紹介会社に依頼する場合、
『別のところに決まったので断っておいてください』と伝えると
人材紹介会社としても『別のところに決まったそうです』と答えるしかありません。
理由も聞いていないため、有ること無いことは言えないからです。

-それを聞いた法人側の代表や採用担当はどう思うでしょうか?

正直、何がどうして、どうだったからお断りされたのか分からない状態では
モヤモヤとした気持ちが募り、それはいずれ皆さまの印象を下げかねません。

お断りの理由は明確に

そのため、就任先が決まった際に、根掘り葉掘り聞かれるのも億劫だと思う気持ちはお察しいたしますが
お断りの理由は、面接時に通された紹介会社と最後まで一緒に打ち合わせを行い、
面接先に当たり障りなく断けるよう、お話をする必要があります。

とはいえ、上記のような相談を
お断りされる側の紹介会社からご提案いただくことはほぼ無いと思います。
そのため、ご自身から発信していく必要性があることは
頭の隅に留めておいてほしい情報です。

その手間を考えると、信頼できる紹介会社一社に絞っておくことで、
一括して転職活動を行ってもらうことが皆さまにとって一番ご負担は少ないかもしれません。

弊社ではそんな皆さまのご要望に一人一人真剣に向き合い、
現在のご状況や地域に根差した業界老舗の弊社だからこそ
把握しているエリアのマーケット情報を踏まえ
上記のようなことにも配慮した上で、皆さまのご転職活動を支援サポートさせていただきます。

→別ページ
デメリット1『正常な判断できますか編』
デメリット2『次の転職先が無くなる編』

編集部Nihon Medical Career

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