CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

余裕を持った退職交渉を

「いつ頃から来てくれるの?」

転職活動をする中で、必ず聞かれるのが入社時期について。

仕事をしながら転職活動をされる方が多いと思いますが、
「現職にはまだ退職の話をしていない」というケースのほうが多いように感じます。

労働基準法では、退職の申し出から最短2週間で退職ができることになっていますが、
円満に送り出してもらう・退職することを希望されるのであれば、
後任の方の採用をするための猶予期間や引き継ぎの時間を設けることが望ましいですね。

就業規則を確認すべし

具体的に、退職までにかかる時間は1~2ヶ月くらいと言われています。
管理薬剤師をされている方の場合だと、もしかするともう少しかかってしまうこともあるかもしれません。

もちろん、会社の就業規則で「3ヶ月前に申し出るように」と規定されていたり、
長いと6ヶ月前に言わないといけない場合もあるので、
転職活動の第一歩として、必ず就業規則を確認することからはじめてみましょう。

狭い薬局業界

医療業界、特に薬局業界は意外なところでつながっていることが多く、無理やりな退職はおすすめしません。

よく面接や見学に同席をさせていただくと、
「○○薬局の社長知っているよ!」「管理の○○さんと以前一緒に働いたことがあるよ」といった世間は狭いと実感することがあります。
思わぬところで足を取られぬよう、現職に気持ちよく送り出してもらうためにも、
余裕をもった転職活動のスケジュールを組むことをおすすめします。

編集部Nihon Medical Career

キャリア編集部よりキャリアに役立つ情報をお届けします。

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