CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

人間関係をこじれさせない7つのポイント

薬剤師の方が働く環境は、病院でも薬局でも比較的狭い世界と言えます。
そんな中、人間関係で悩まれての転職相談をお受けすることも少なくありません。

限られた狭い人間関係の中で一度ギクシャクしてしまうと、
なかなか修復は難しいもの。

幸い薬剤師は専門職であり、一般の会社員に比べると転職がし易いと言われています。
そういう意味では、こじれてしまった人間関係をリセットするために、
「転職」という選択は有効な解決策とも言えます。

ただ、あくまで一般論ですが、
人間関係が悪くなる原因がどちらかだけにあるということは少なく、
双方に何らかの原因があるとも考えられます。

思いのほか、人間関係というのは自分の対応次第で良くも悪くも変化するもの。
そこで今回は、新しい職場で同じ轍を踏まないためにも、
意識していただきたい7つのポイントをご紹介します。

POINT1 挨拶をする
まずは基本中の基本。
気持ちの良い挨拶ができるかどうかで人の印象は随分変わります。
コミュニケーションを取る前段として、
日々の挨拶は欠かさず気持ちよく対応してください。

POINT2 相手の話をしっかり聞く
職場には、話し上手な方も話し下手な方もおられるものです。
分かりづらかったり、自分の考えと違っても、
いったん聞いて受け止める心がけが大切です。

POINT3 思っていることを相手に伝える
職場で、「こんなことを言ってもいいのかな?」と悩まれることは、
誰にでもあることだと思います。

すべてとは言いませんが、「言ってはいけない」ことは案外少なく、
逆に「伝え方次第」ということの方が多いのでは?
「言いにくい」と黙っていると誤解されてしまう原因にもなりますので、
伝え方に気を付けた上で思いはしっかりと伝えてください。

POINT4 仕事で信頼関係を築く
自分のスキルを磨き、職場で信頼される仕事をすることはとても大切です。

しかし、出来ない人に対して見下したり、
「自分の仕事はやっているから」と勝手に範囲を決めてしまったりすると
人間関係は上手くいきません。

協力姿勢を持つことが円滑なコミュニケーションを図る秘訣です。

POINT5 相手に過度な期待をしない
自分では「当たり前」と思っていることが、すべての人の「当たり前」ではありません。

仕事ですから、やるべきことはしなくてはなりませんが、
職場には「当たり前に出来る人」と「そうでない人」がいるものです。

期待して求めすぎてしまうと相手にとっても不快になり、
コミュニケーションの障害になることも多くあります。

POINT6 同僚との関係を割り切る
同僚とは、共に仕事をする間柄で、決して友達ではありません。
親しい人と同じくらいの関係ではないということをしっかりと認識し、
適度な良い距離感で接することが人間関係を円滑にしてくれます。

POINT7 第三者に相談する
人間関係が上手くいかないと、さまざまな感情が湧き出てきて
本業である仕事に支障をきたしてしまいます。

そんなときは、自分と同じ立場ではなく第三者の意見を聞くことで冷静になり、
客観的にご自身を見ることができるのではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか?
「なんだ、簡単なことばかりじゃないか」と思ったらしめたもの。
明日からぜひ上記の7つのポイントを意識してみてください。
新天地での良好な人間関係を築いていただきたいと思います。

編集部Nihon Medical Career

キャリア編集部よりキャリアに役立つ情報をお届けします。

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