CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

長く勤められる転職先を見極める6つのポイント

転職先をお探しになる上で、ついつい求人情報だけに目が向いてしまいがちですが、
『長く勤める』という視点で、法人詳細や職場環境、
就業条件を確認されていますでしょうか?

「今よりも良い条件」「今よりも近い勤務先」など、
目先の問題を解決したくて転職を選択される方も少なくありません。

しかしながら、ご転職をされる上で『長く勤められるところかどうか』は
とても重要なファクターだと思います。

今回は、長く勤められる転職先かどうかを見極めるポイントをご紹介します。

POINT1 事業展開・成長性/安定性
 売上・利益の推移や、従業員数の伸びなどが企業の成長性を図る材料となります。

 さらに、企業が成長していくために、今後どのような取り組みを積極的に行っていくのか?
 調剤薬局ならば、M&Aなどを含めて店舗数を増やすことや、
 在宅の受託を増やす方向など、具体的に確認しておくと安心できると思いますし、
 その展開の中でご自身の望むキャリアアップが可能なのかどうかも確認しておく必要があります。 

POINT2 経営理念/運営方針
 経営理念というと堅苦しく聞こえるかもしれませんが、要するにその会社の「考え方」です。

 どのような考え方で事業活動を行っていくのか?
 また従業員がどのような気概を持って働くのか?といった指標になります。

 この部分に共感できないと、業務を進める中で“想い”がズレてしまい、
 結果的に会社の方針が合わなくて・・・転職ということになりかねません。

POINT3 定着率/離職率
 どれだけ年収が高くても、すぐに人が辞めてしまうような職場では長く続けることはできません。

 また、人が継続して勤務しているということは、「働きやすさ」を測る指標になります。
 定着率が良い職場では、人間関係が良好であったり、
 やりがいのある仕事ができたり、また、しっかりと評価をしていただけたりと、
 総合的に長く働ける転職先かどうかを見極めるとても重要なポイントになります。

POINT4 昇給制度
 もちろん、昇給は会社の業績によって変動するものですが、定期昇給があって、
 これまでも継続して昇給しているところは安定した経営基盤があると言えます。

 また、入社当初の年収は高額でなくとも、昇給を重ねることで年収を増やすことも可能になります。
 同じような中途入社の方が数年後どうなるかというモデルケースなどを確認しておくと、
 具体的にイメージができるはずです。

POINT5 キャリアパス
 例えば10年後、自分がどうなっていたいか?を考えた時、
 その実現可能性がある転職先かどうか?をしっかりと確認しておくことが必要です。

 「経験を重ねたら人の上に立ってマネジメントをしたい」や、
 「新規店舗開発に携わりたい」など、
 様々な展望を叶えるフィールドがあるかどうかを確認しておかないと、
 転職という形でしか希望のキャリアパスが叶えられない状況になってしまうかもしれません。

POINT6 福利厚生
 これば女性の方に多いかと思いますが、育児休暇や時短制度などの充実度合いも大切です。

 若い独身時代には気にならないかもしれませんが、
 長く勤めていれば結婚・出産・子育てとプライベートを取り巻く環境も変化していきます。
 その度に転職を重ねなくてはならないということが無いよう予め確認しておくことも大切です。

 また、年間休日数や有給消化率などを確認しておくと、
 何か生活環境の変化が起きた時に勤務を継続していけるかどうかの判断材料になるかと思います。

転職後10年・20年・30年先に、どのような生活変化の可能性があるのかを考え、
それでも働き続けられる転職先かどうか?を見極めていただきたいと思います。

そんな先まで考えるの?と思われるかもしれませんが、
無駄に転職回数を重ねることのないように慎重にお考えいただきたいのです。

そのためには、ネット上の求人情報だけではなく、しっかりと細かく情報収集することが大切です。
私たちCBキャリアがお手伝いします、お気軽にご相談ください。

編集部Nihon Medical Career

キャリア編集部よりキャリアに役立つ情報をお届けします。

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