CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

薬剤師の転職|退職時に受け取りが必要な書類とは?

薬剤師の理想の働き方を求めて転職をする。
ライフステージの変化に合わせて転職をする。
こう考えている薬剤師の方は多いのではないでしょうか。

病院や会社を退職する際、次の病院・会社に入社する際に必要になる「退職書類」。

「知らなかったがために、退職後に何度も前職の会社に
連絡を取らなくてはならなくなってしまった・・・」
という苦いご経験をお持ちの方も、案外いらっしゃるのではないでしょうか?

そうならないためにも、
一般的に退職時・入社時に必要になる書類をご紹介したいと思います。

年金手帳(厚生年金加入者のみ)

以前は厚生年金の手続きのため在籍中は原本を会社に預ける形でしたが、
最近はコピーでの手続きも可能になったため、会社に原本を預けているケースのみになります。

もし、原本を預けている場合は、
とても重要なものになりますので必ず受け取るようにしましょう。
また、新たな病院・会社へ入社する際の手続きにも必要になりますので、
必ず手元にあるかどうかの確認をしておくと安心です。

雇用保険被保険者証(雇用保険加入者のみ)

雇用保険の加入要件は、健康保険の加入要件とは異なります。
正社員やフルタイムで勤務されている場合は加入しているはずですが、
パート契約の方は、ご自身が加入要件を満たして加入手続きをされている場合は
退職時に受け取る必要があります。

退職後すぐに次の勤務を始める場合は、
新しい会社に提出して引続き継続加入の手続きをしてもらいます。

源泉徴収票

こちらは、支払われた給与額と所得税額が記載されています。
勤務中は、毎年会社に年末調整をしてもらっていますが、
新たな会社でも、同様に年末調整を行ってもらうために提出が必要になります。

ただし、最終給与の支払いが確定してからでないと発行されないため、
有給休暇を消化して退職する場合などは、最終出勤日に受け取れないこともあります。
「いつ頃受け取れるのか」を確認しておくと良いでしょう。

離職票

失業保険を受給するのに必要となる書類です。
転職先がきまっている場合は不要ですが、会社によっては
「退職証明」としてコピーの提出を求められるケースもありますので
退職時に必要かどうかを確認された場合は、念のため受け取っておくと安心です。

退職時に会社から受け取る書類の一般的なものは以上になります。
基本的には、会社側から返却や渡されるものになりますが、
もし、不足があれば退職手続き時に漏れなく伝えて受け取るようにしましょう。

また、上記は受け取るものですが、退職時にはご自身が返却すべきものもあります。
例えば・・・、

名札や社員証、IDカードなど社員としての身分証明書

健康保険証

その他、会社保有のデータや書類

後々、前職の会社にわざわざ返しに行くような手間がかからないよう
返却すべきものは、返し忘れないよう念入りに確認してください。

ぜひ、“立つ鳥跡を濁さず”で、退職手続きを終えて
心機一転、新しい会社でのご勤務を始めてください。

転職のご相談はこちら!

薬剤師の転職活動についてもっと知りたい方はこちらもご覧ください↓
転職時に空白期間ができる場合、健康保険や年金ってどうなるの?
U・I・Jターン/転居を伴う転職の方の追加確認事項
「同一労働同一賃金」が転職市場に及ぼす影響

編集部Nihon Medical Career

キャリア編集部よりキャリアに役立つ情報をお届けします。

人気記事
関連記事