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薬剤師のみなさんはもうご存じの方が多いかもしれませんが、
「アンサングシンデレラ　病院薬剤師　葵みどり」という漫画をご存知でしょうか？

月刊コミックゼノンにて、連載している病院薬剤師を主人公にした漫画です。
病院薬剤師の仕事や悩み、葛藤などがリアルに描かれており、私も病院薬剤師の業務を理解するにあたり勉強させてもらっています。
医療原案を担当された富野浩充さんは、静岡の焼津市立総合病院薬剤科に勤務する現役の薬剤師さん！
なので、より薬剤師が抱える問題や病院における役割・立ち位置なども、
リアリティが出ているのかもしれません。

思い返すと、医者や看護師、介護士を主人公にした医療系のドラマや漫画はたくさんあると思うのですが、
薬剤師を主役にした漫画やドラマって、あまりないと思うんですよね。

ドラマを通じて、医師や看護師、最近では放射線技師の仕事がどういったものか、
なんとなくですが理解がすすんでいると思うのですが、
薬剤師って「処方箋をもとに薬を作って正しい飲み方を説明する人」というイメージが強く、
本当はもっと様々な仕事をしているのにスポットライトが当たりにくいと感じていました。

この漫画は病院が舞台となっているため、調剤薬局で勤務されている薬剤師の方にとっては考え方や視点が違ってくるかもしれません。
しかしながら、薬剤師の仕事が広く認知されるためにもドラマ化されることを期待したいですね。