CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

最後に決断するのはあなたです

様々な選択や決断が必要になる転職活動では、不安や悩みはつきものです。

先日も、ある薬剤師の方のご面接にご一緒させていただき、
内定をもらったものの、最終的にこの企業に決めていいのかどうか、
不安な思いが強まり、決断までに、長い時間を要した方がいらっしゃいました。

転職を考えたときや、応募した企業に内定をもらったとき、
「本当に転職をしていいのかな?」
「この企業に決めていいのかな?」など、
一度は不安になったり、悩んだりしたことのある方がほとんどではないでしょうか?

こんな時に、何より大切にしていただきたいことは、「自分で決断する」ということです。
悩んだときに、周りの人に相談したり、アドバイスをもらったり、
背中を押してもらったりすることも、時には必要かもしれません。
ただ、最終的に決断するのは、あなた自身です。
評判が良いと聞いたから、○○にお薦めされたから、
など、周りの人の意見を聞いて安易に転職を決めてしまうと、後悔に繋がる可能性もあります。

転職には必ずしも大なり小なり、不安が伴うものです。
何かを得るために、何かが犠牲になる可能性があるからです。
でもその不安な気持ちを乗り越えて、自分自身で決断したからこそ、
自分の決断に覚悟を持つことが出来ます。
転職後に、万が一、想定外のことが起こったときも、
自分で選んだ道だから、と納得して、前向きに取り組むことが出来るはずです。

内定先への入社を決めることも、現職に残留することも、
どちらの決断になったとしても、後悔のない選択をしていただくために、
覚悟を持って、ご自身で決断していただく必要があるのです。

「それでもやっぱり、どうしても悩んでしまって決断できない。」
そんな時は・・・
・そもそも、なぜ転職をしようと思ったのか
・転職で叶えたい、実現したいと思ったことは何なのか
・現職に留まることで解決できる術はないのか
原点に立ち返って、もう一度整理して考えていただくことをお薦めします。

国家資格キャリアコンサルタント
N.SN_S

山口県出身。山・川・海に囲まれた大自然の中で育ち、大学で関西へ。卒業後、旅行会社でハネムーンの企画・営業に従事。その後、キャリアアドバイザーへ転身。

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