承継開業(=現在運営されている薬局をそのまま購入する形での開業)をご検討されている方から、このような質問をよく受けます。
「店舗を売却するってことは、何か裏があるのではないでしょうか?
だって、良い店舗だったら売らないですよね?」
今回は、将来的に薬局経営を考えられている方向けに、薬局が売却・譲渡される理由について解説します。
もちろん、売却をするということは、売主にとって何かしらの「理由」があるからです。
では一体どんな理由があるのでしょうか。
普段、わたしたちがお手伝いをする中で伺う、
譲渡・店舗切り離しの主なご理由は以下の通りです。
などなど
特に最近は、前回の調剤報酬改定から1年が経過し、各社が経営の見直しをされる中で、
「開業支援」を行っている弊社へ、個人薬剤師向けの譲渡・店舗切り離しの
ご相談をいただくことが多くなりました。
それはなぜでしょうか?
個人薬剤師が薬局経営する場合は、ご自身がオーナー兼薬剤師として運営ができますので、
法人において不採算となる店舗でも、きちんと収益をだして運営を続けることができる
という強みがあるからです。
また、当社にご相談いただく売主にとっては
譲渡した後もその店舗が良い形で続くことが、大前提の”想い”としてあります。
「売却できればそれでよい」という売主の方も世の中にはいらっしゃるのかもしれませんが、
当社でのお手伝いは難しいのではと考えています。
当社の開業支援は、開業希望者と売主の“想い”をつなぐサービスです。
承継後、みなさんがハッピーになることを目指して情報提供・開業支援をいたしております。
キャリア編集部よりキャリアに役立つ情報をお届けします。