CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

転職支援から開業後の採用のお手伝いまで

以前、投稿をさせていただいた『開業を前提とした転職活動の進め方』では、
開業までの支援について記載をしましたが、
今回はさらにその先、開業後の採用支援についてお話をしたいと思います。

先日、以前転職支援でお手伝いをした薬剤師の方が開業をされることとなり、
「薬剤師の募集を行いたいので相談にのって欲しい」と連絡をいただきました。

記念すべき1店舗目の新規開業で、
報告をいただいたときはとても嬉しく思いました。

前回の転職からすでに開業を視野に入れられていたので、
情報収集や経験も兼ねて経営視点や採用視点で様々な経験を積んでおられたものの、
いざご自身で求人票を作成するとなると、決められていなかった項目も多く、
『転職のお手伝いをしてもらっていたから、なんとなく流れは分かっていたつもりだけど、
 実際に経営する立場になると、採用について知らなかったことや想定できていないことが多かったんだね。』
とおっしゃっていました。

今回、想定されていなかったこと、また私とお話をする中で決まっていったことは以下の通りです。

(1)雇用形態 ⇒正社員なのかパートなのか
・社長であるご自身がどのくらい薬局に入れるのかをある程度把握する必要があります。
・軌道にのるまでは処方箋枚数が徐々に増えていくものと考えると、
 どのくらいの時期に何名の体制でいくのか、優先順位を決めて採用の準備を行っていた方が良いかと思います。

(2)入社時期
・開局の時期は決まっているものの、当然準備期間が必要です。
 その間の給与や教育はどうするのか、といった点も検討が必要になってきます。

(3)会社規定
・通勤手当・残業手当・退職金・試用期間の有無とその条件など。
 通勤手当(日単位や月単位・公共交通機関での支給やガソリン代など)や
 残業手当(年俸に含むのか別途支給なのか、何分単位なのかなど)などは会社により算出方法が異なります。

今回は社長のお人柄や求めている薬局像も理解をしていたので、
条件面以外の点についてはスムーズに話が進み、無事開局前に採用をすることができました。

今後も、順調な開局を見守りつつ、店舗展開や人員増員など、
何かあれば私なりにサポートができればと思っております。

弊社の関連会社には、
個人承継の開業を専門としている会社や採用支援をしている会社もございますので、
必要に応じてご紹介することも可能です。

末永くサポートさせていただくために、
私たち自身も有意義な情報の提供に務め、日々スキルアップしていきたいと思います。

開業された後も微力ながらもお力添えができればと思っております。
どうぞお気軽にご相談ください。

国家資格キャリアコンサルタント
H.SH_S

新卒で入社した企業でブライダルプランナーを5年間経験。当社入社後は、中国、四国、九州エリアを中心に医師・薬剤師のご転職、キャリア支援に奮闘中!

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