CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

応募のチャンスを逃していませんか?

1. 期限は1週間!?求人の短期決戦化

最近、薬剤師募集の求人をお預かりしてから、
1週間~2週間という早いスパンで求人が埋まってしまうケースが増えてきました。

もちろん立地や条件にもよりますが、
以前は求人をお預かりしてから、数ヶ月、長い時は年単位で、
人材が決まらないというケースも多々ありました。
薬剤師の転職市場の変化の現れだと感じています。

薬剤師の転職市場が変わりつつあることは、皆さまもご存知のことかと思いますが、
一般社団法人 薬学教育協議会によると、
2021年には供給が需要を上回るという予測が出されており、
売り手市場の終わりも近付いてきています。

2. ベストな転職活動の期間とは

転職活動を進めていく上で、スケジュール感は人それぞれです。
【キャリアの棚卸・希望条件の整理⇒応募先の求人検討⇒面接⇒内定⇒入社】まで、
早い方であれば、2~3週間のスパンで決まる方もいらっしゃいますし、
中には、数ヶ月の期間を要する方もいらっしゃいます。

転職自体を悩んでいる状況や今後の方向性について決めかねている状況であれば、
自分自身と向き合って、じっくりと検討していただきたいのですが、
今後の方向性や希望が定まり、具体的に求人情報の検討など、
本格的に活動をスタートされてからは、あまり時間を掛け過ぎることはお勧めできません。

もちろん焦って判断してしまったり、勢いで動いてしまうことはよくありませんが、
いたずらに検討に時間を掛けてしまうと、
せっかく興味を持った求人先への応募のチャンスを逃してしまうことにもなりかねません。

在職中の状況で転職活動をされる方が多いため、
日々忙しい毎日の中で、転職活動の時間を割くことは容易ではないと思います。
ただ、やはり“求人は生もの”です。
事前にキャリアアドバイザーと転職活動のスケジュール感をしっかりと共有し、
応募のタイミングを逃さないよう、動いていくことをおすすめします。

国家資格キャリアコンサルタント
N.SN_S

山口県出身。山・川・海に囲まれた大自然の中で育ち、大学で関西へ。卒業後、旅行会社でハネムーンの企画・営業に従事。その後、キャリアアドバイザーへ転身。

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