CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

同時に何社も面談に行く落とし穴とは?~正常な判断できますか編~

紹介会社さんをご利用されている方の中で、
1回の転職活動時に同時に複数の法人の選考に進んでいる方を多くみかけます。

皆さまご理由は様々ですが、「紹介会社からそう勧められたから・・・」
「そのようにスケジュール調整されたから・・・」と
仰る方が多いように感じます。

確かに、3社~4社ほど面接に行かれることで
転職活動が順調に進んでいるように感じますが
『その中のどこかは自分に合っているだろう』と特に根拠もなく思ってしまっていたら危険です。

そもそも、何社も平行してご面接に行くデメリットを一度は考えたことはありますでしょうか?
その事例をいくつかご紹介しますので
現在転職活動中の方はご自身に当てはまっていないか、ぜひ一度ご確認ください。

=目次=

デメリット1『正常な判断できますか編』
デメリット2『次の転職先が無くなる編』
デメリット3『地域内での活動がしづらくなる編』

*  *  *

<< デメリット1 >> 面接に行けば行くほど、正常な判断を鈍らせる。

実際に面接に行きはじめると、履歴書の作成や、
各法人の情報を面接前に詰め込み休みや勤務終了後を利用して面接を受けるなど、
想像以上に労力を使い、転職活動も後半に差し掛かるとだんだんと疲れも出てきます。

そして何社も面接に行くうちに、
『転職活動も疲れたから、もうこの中で決めてしまおう。』と思われる方も出てきてしまうようです。

もちろん、「結局どこも優劣がつけられず選べないから」という方もいらっしゃるでしょうが、
そのような疲弊した状態でこの先長く務めることができる法人の見定めができるでしょうか。

また、何社も面接に行くうちに、優先順位をつけるために各法人の粗探しを始めてしまうことも多いです。
そして『当初の転職理由が叶えられる法人』や
または『法人のこの点に共感を持てたから』という前向きな理由ではなく
比較検討の結果、『一番ネックが少なかった法人』に就職することとなってしまい、
結果的に早期退職に繋がりやすいとも考えられます。

大事なのは、その法人で皆さまがどういう役割や価値を見出せるかです。
それを思い描けるかどうかで、早期退職のリスクを避けることに繋がります。

一方で、同時に複数の面接を組むことで皆さまが疲弊するのは目に見えており、
一通りのご面接が終わった後に、
「これ以上の面接は負担」→「面接行った先の中から選ばせたい」という人材紹介会社側の意図も感じます。

弊社では、できるだけ消去法での転職活動を避けるため、
事前情報だけで絞れるところは絞り込むことができるよう、皆さまのご状況・ご希望に合わせ、
求人のご案内に留まらない求人の詳細やキャリアのご相談も行っております。

無駄な時間を割かずに転職活動をと考えていらっしゃる方は
ぜひ弊社に一度ご相談下さいませ。
(求職者様ごとに相談方法も個別で対応しております。)

→別ページ
デメリット2『次の転職先が無くなるリスク』
デメリット3『地域内での活動がしづらくなるリスク』

編集部Nihon Medical Career

キャリア編集部よりキャリアに役立つ情報をお届けします。

人気記事
関連記事