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間もなく「平成」が終わろうとしています。
もしかすると、平成が終わるタイミングで心機一転、
新しい環境でがんばろう！と転職をお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

慣れ親しんだ職場から違う環境にうつるということは、
言葉で言ってしまえば簡単ですが、
人間関係を一から築き、その職場のやり方に慣れ、環境に順応したりと
実際にはとても大変なことです。

それでも、現在の職場への不満がどうしても改善されないということであれば、
環境を変えることを考えるのはごく自然なことだと思います。

ＣＢキャリアのキャリアコンサルタントは、入社後のミスマッチを防ぐために、
候補者の方から預かった質問事項を、面接前～後や面接の場で候補者の方に代わって確認し、
理解を深めていただくようにしています。

それでも、残念ながら100％ミスマッチを防ぐことは難しく、
いざ新しい環境に身をおかれたときに、
「思っていた環境と違った・・」と入社してすぐに転職をお考えになられるケースが
まれに発生することがあります。

それは、薬局内の人間関係の問題、薬局のシステム・やり方の問題、社長のお考えなど、
どれだけ事前に確認をしてもしきれない、
「入社して初めてわかること」がどうしても存在するからだと思います。

そんなときに、「理想としていた職場と違うから早めに退職をして次にいこう」
というお気持ちは重々理解できるのですが、
早期の退職はご経歴にも影響がでることもありますし、
次の転職時の面接でのご印象の左右しますので、
個人的には、「最低でも3ヶ月は様子をみてから判断されてはどうですか？」
とお話をするようにしています。

3ヶ月、できれば半年間はその環境に身をおくことで、
・自分が思っていたことと何が違うのか
・自分の行動で打開することはできないのか
・職場の方や上司に相談することで改善される可能性はないのか
などを冷静に判断することができますし、
単純に3ヶ月という期間で、新しい環境ややり方、人間関係に「慣れる」ことが、
解決の糸口になることが多いからです。

また、これまでとのギャップにばかり目を目を向けるのではなく、
ここはこれまでとは違う会社、職場ですし、郷に入っては郷に従えではありませんが、
「これも新しいことややり方を身につけるチャンス」ととらえるような
発想の転換をしてみてはいかがでしょうか？

これから職場を変えることをお考えの方はもちろん、
すでにご転職をされた方にも今後の参考にしていただけますと幸いです。