CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

開業の融資にまつわるお話

実際にどのような融資を受けて開業したのか?
弊社が開催する「薬局承継開業セミナー」では、
実際に弊社のお手伝いにより承継開業をされた薬剤師(現・経営者)の方を
ゲストスピーカーとしてお招きし、講演していただくことがあります。

本日はその講演内容を少しだけ、皆さんに共有いたします。

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◆講演テーマ 「実際にどのような融資を受けて開業したのか?」
【開業を果たした薬剤師Aさんの例】
(参考情報)承継した薬局
 ・・・処方箋枚数 約34枚/日 / 整形外科クリニック門前
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これは皆さん、気になるところではないでしょうか。

まず、利用された融資先は2件でした。

・日本政策金融公庫
・地方銀行

日本政策金融公庫からは、住宅を担保にして2,400万円の融資。
地方銀行からは、保証協会を入れて1,000万円の融資。
そこに加えて、自己資金は500万円ほどと伺いました。

当時を振り返り、合計3,400万円という融資額自体は、
決して多くも少なくもなく、
対象の薬局を承継し運営していく上で適切な融資だったとおっしゃっていました。

その後の使い道も気になるところですが・・・

Aさんのお話では、
「自己資金」+「日本政策金融公庫からの融資額」は、
開業資金にすべてまわされたそうです。
(営業権・固定資産・在庫引取り代・テナント保証金・弊社仲介手数料 等)

そして、最終的には残りの1,000万円程度が、
運転資金として残ったとのことでした。

以上がAさんの事例です。
もちろん、融資額は承継する薬局の規模や自己資金により変動しますので、
一例として、参考となりますと幸いです。

編集部Nihon Medical Career

キャリア編集部よりキャリアに役立つ情報をお届けします。

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