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キャリアアドバイザーコラム

薬剤師の採用面接で「内定の可能性を高める」3つのポイント

薬剤師が転職をする際の「応募書類」と「採用面接での受け答え」の重要性は年々上がってきています。
市場の需要に対して、薬剤師の人材供給が飽和した都市部だけでなく、地方都市でも採用面接が激戦化しています。

一つの求人に多くの候補者(ライバル)が存在する中で、「面接は慣れていて大得意!」という方はほとんどいらっしゃらないと思います。
ましてや久しぶりということで緊張される方のほうが多いでしょう。
今回は、激化する薬剤師の採用面接で「内定の可能性を高める」3つのポイントを解説します。

POINT1 結論から答えること
ご自身の魅力を一言で伝えるのはとても難しいもの。きっと多くの言葉で沢山のことを語りたくなると思います。
「こんな実績がある」「こんな思いで働いている」「こんな大変なことがあって退職を決めた」などなど。

しかし、これが大きな落とし穴です。
こうなってしまうと、結局「何が言いたいのかわからない」アピールになってしまいます。
質問に対してまずは「結論を、先に、一言で」がポイントです。
その上で、アピールポイントを小出しにしていくと冗長にならず、印象が良いはずです。

POINT2 相手の質問の意図をくみ取ること
当たり前ですが、面接は「どんな方かを判断をする」ために行っているもの。

少し大げさかもしれませんが、すべての会話に意味があると思っていいと思います。
相手に取ってどう振舞えば好印象か、どうすれば興味を持ってもらえるか。

ありのままの自分を評価してくれるところで働きたい・・・
そんなお気持ちもわかりますが、
そもそも内定をいただかなければ入社を「する」「しない」の選択はできません。
そのために面接に来ているはずです。

それであれば、面接官の質問の意図をくみ取った上で、
ご自身の思いや意思を踏まえながら、内定の可能性を高めるような受け答えをするのが吉だと思います。
また、それは会話の内容だけでなく声のトーンや目線、話し方などすべてに当てはまります。

POINT3 ネガティブな発言をしない事
「転職理由を教えて下さい」
ほぼ間違いなく聞かれる質問だと思いますが、これに対してネガティブな回答はNG。

例えば、「嫌な上司がいて・・・」「ブラック企業だったので・・・」

ご自身にとっては明確な理由や事実があっても、
その思いや雰囲気を短時間で眼の前の面接官に伝えるのは至難の業ですし、
このような回答を聞いて喜ぶ面接官はいません。

それであれば「新しい事にチャレンジしたくて・・・」など、
前向きに新たな勤務先で成し遂げたいことをお伝えするのが、面接官の印象もよくおすすめです。

以上の3点を意識していただければ、内定の可能性も高まるのではないでしょうか。
もしお一人で面接対策の準備にご不安があれば、私たち日本メディカルキャリアのコンサルタントが二人三脚でご支援いたします。
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編集部Nihon Medical Career

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