CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

【薬剤師の採用担当の方へ】面接で自社の会社説明をしていますか?

1.企業の良さが求職者の方に伝わっていない現状

日本メディカルキャリアでは、求職者の方々とご一緒に面接に同行しています。
そのため、これまで数多くの医療機関に足を運んで参りましたが、
面接の進め方や内容は企業によって様々です。
中には、「企業の良さが求職者の方に伝わっていない、なんだかもったいないな・・・」
と感じる面接も多々あります。

これまでのご経歴・お人柄など、求職者の方を知るための質問は面接において重要です。
ただ、それだけではなく、
「面接で自社の会社説明・アピールをされていますか?」

採用担当者には、自社に合った人物かどうかを判断する役割はもちろんですが、
良い人材を入社に導くための役割もあります。

2.会社説明で話すべきこと

パンフレットやパワーポイントなどのツールを用いて、
会社説明をしてくださる企業もありますが、面接で会社説明のない企業も多々あります。
特に中小規模や個人薬局などの場合、ホームページでは情報が十分ではなく、
求職者が事前に企業研究をするにも限界がある場合もあります。
面接を企業・求職者、双方がお互いのことを知る場面にするために、
面接で会社説明や自社のアピールは重要です。

主に面接の会社説明でお話いただく項目の一例をご紹介いたします。
■会社概要
■理念
■今後の方針や経営者のお考え
■特徴や社風
■自社のアピールポイントや他社との差別化
■どんな人材を求めているか         etc..

3.求職者のニーズに合った制度の説明も有効

また求職者のニーズに合った項目の制度や特徴を説明することも有効です。
例えば・・・
◎将来、子育てと両立しながら仕事も続けていきたいと考えている方
⇒産休・育休制度や時短勤務制度、育休明けの復帰率など。
◎マネジメントに興味があり、キャリアアップを希望している方
⇒キャリアパスや中途採用で入社後キャリアアップした社員の事例など。

このように、求職者が転職先を選ぶ際に重要視していることなど、
ニーズを捉えた説明をすることで、より求職者に興味を持っていただきやすくなります。

薬剤師が飽和状態になりつつあり、とにかく人材が必要だという時代は終わりました。
「良い人材を採用したい」どこの企業もそう考えています。

だからこそ、良い人材を採用するために、
私たちキャリアアドバイザーを活用していただけますと幸いです。
お気軽にご相談くださいませ。

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国家資格キャリアコンサルタント
N.SN_S

山口県出身。山・川・海に囲まれた大自然の中で育ち、大学で関西へ。卒業後、旅行会社でハネムーンの企画・営業に従事。その後、キャリアアドバイザーへ転身。

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