CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

【コロナ禍での決断】Uターン?Iターン?薬剤師の地方への転職のメリットとデメリット

薬剤師は充足、一方で地域偏在は残る。

新型コロナウイルスの影響で一気に売り手市場から買い手市場に転じた2020年。
薬剤師の転職市場においては、かつてない変化が訪れた年でした。

「薬剤師需給動向の予測に関する研究」(2012年・薬学教育協議会)では、
2021年に需要と供給が均衡し、その後供給が需要を上回ると予測されていましたが
この予測以上に市場の変化を大きく感じられた薬剤師の方も多かったのではないでしょうか。

都市部での転職活動の戦い方は、これまでとは大きく変わり
綿密な「面接対策」が必要とまでになりました。

一方でその変化の中でも、薬剤師の地域偏在は残ると言われています。

都市への人口流入が続く中で、過疎地医療の問題も深刻さを増し、
地方の法人からは「なんとか薬剤師を紹介して欲しい。採用できないと閉局しなければならなくなる。」
という切実なご相談をいただくことがあります。

そのような地域では、薬剤師の方に来ていただくため、
比較的高い水準の給与や待遇を設定されるケースも多いです。

一方で都市部での薬剤師の年収低下を受け、
お子様の教育資金、開業資金を貯めるためなどの理由でUターンやIターンをし、
転居を前提に地方で働きたいという薬剤師様からのご相談が出てきているのも事実です。

今回は、そんな地方で働くメリットとデメリットについてお話します。

■地方で働くメリット
(1)待遇がよい
地方によってもさまざまですが、基本的に都市部に比べて年収が高い傾向にあります。
未経験でも年収600万円以上の提示が出ることも。
そして、転居を伴う場合は、引越し費用の補助や住宅手当の相談ができることも多いです。
永住に不安がある場合は3年などの期間を定めた契約社員での就任という方法もあります。

(2)地域医療の担い手として深く地域に関わることができる
都市部では医療機関ごとに科目が分かれていますが、僻地に行けば行くほど病院の数も少なく、
地域の患者さまの処方を一手に受ける、というような状況もありえます。
訪れる患者さまの顔ぶれも限られますので、お互い顔見知りになって、
地域に深く関わり、頼りにされることもあるでしょう。
都市部ではできない経験、やりがいを求める方にはおすすめです。

■地方で働くデメリット
(1)生活が不便と感じられることがある
これも地方によりけりですが、都市部と比較すると交通、日常の買い物などの面で
不便を感じてしまうことがあるかもしれません。
特に東京などの大都市から地方に転職されるケースでは、
今まで電車やバスでの移動が中心だったため、
地方での車中心の生活に慣れるのに時間がかかるということもあるようです。

(2)人口が少ないからといって楽になるわけではない
なんとなく「地方=ゆったり」というイメージがありますが、
地方では高齢者の方の比率も高く、受ける医療機関の数も少ないため、
忙しいということも大いにありえます。
事前に確認をしないと「都市部から転居したのに前職より忙しい」
ということになりかねません。

いかがでしょうか、好条件を求めていくもよし、地方にしかないやりがいを求めていくもよし。
いずれにしても地方は薬剤師の力を求めています。

いざ転職にあたっては、その土地の生活環境など様々な要因を確認する必要があるでしょう。
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編集部Nihon Medical Career

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