CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

『転職をしない』選択肢を考える

転職(change jobs)で得るもの、失うもの
転職をする理由。きっと、人それぞれです。
今の職場に不満があるから…。キャリアアップを目指したいから…。
ご転職のサポートをしていると、皆さまの熱い想いに触れる機会がたくさんあります。
十人十色の想いがありますが、共通していることは

「手に入れたい未来がある」ということです。

その「未来」を手に入れるため、
わたしたちも全力で、そして、真摯にサポートしたいと思っています。

そして、そのなかで忘れてはいけないことは
転職は何かを「得る」と同時に「失う」ということです。

転職は英語で「change jobs」と表現します。
「change」の語源は「物々交換」。
物々交換では、何かを得るために何かを差し出します。

転職はきっと、望む未来を手に入れることが出来る可能性を持っています。
しかし、残念ながら今ある何かを「失う」可能性があることも現実です。
給与、休日、今までのキャリア、職場の人間関係…
わたし自身、どれも失うことは怖いです。

だからこそ、わたしたちキャリアアドバイザーが存在しています。

転職で「得る」ものばかりをお伝えはしません。
「失う」ものも、しっかり見つめていきましょう。

そして、「失う」リスクを受け入れることが出来た時、
転職への第一歩を踏み出すことができるのではないでしょうか。

「失うものの存在が大きすぎる」と感じるのであれば転職はお勧めしません。
きっと、心にぽっかり穴が開くような転職になってしまいます。
転職を考えた時は、少し立ち止まって、深呼吸をして、
「転職をしない選択肢」も一緒に考えてみませんか?

国家資格キャリアコンサルタント
非公開: M.TM_T

関西出身。大学では中国語を専攻。中国への留学経験あり。そのほか、ボランティア活動なども行う。入社後は、関西地域を中心に、幅広いエリアを担当。

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