CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

薬剤師の転職|給与を上げたい薬剤師はどこで働くべきか?

薬剤師が転職を考えるとき、最初に思い浮かべることってなんでしょうか?
給与、休み、残業、人間関係、やりがい、勤務時間、通勤距離・・・

転職をしようと思うきっかけは人それぞれ。
転職をする人の数だけ理由は存在します。

今回は、【薬局・ドラッグストア・病院・企業】の中から、
転職理由別にどの施設形態がおすすめのかをコンサルタントの目線でご紹介します。

【給与】重視の方

ずばり、「調剤併設のドラッグストア」で勤務することが一番近道です。
もちろん、在宅を行っている調剤薬局や病院で役職者として就業することや、
僻地で勤務することなど、他にも選択肢はありますが、
薬局・ドラッグストア・病院・企業の中では群を抜いています。

「給与を上げたい」という方は、
調剤併設のドラッグストアや調剤薬局を選択肢にされてみてはいかがでしょうか?
※もちろん、ご経歴、、エリア、募集状況等により差がありますので、
給与UPをお約束するものではありません。

【休み】重視の方

これは会社ごとで設定していることなので一概には言い難いのですが、
ポイントを挙げるとすると以下の通りです。
・土日祝休み希望⇒ 企業、総合病院門前薬局、療養型病院、一部の在宅専門薬局
・週休2.5日希望⇒ 調剤薬局
・年間休日120日以上希望⇒ 調剤薬局、調剤併設のドラッグストア、企業

病院ですと、まだまだ4週6休というお休みのところも多いですし、
調剤薬局の中にも、週の中で「半日休み+半日休み=1日扱い」としているところもあるので、
お休み重視の方は、この点をきちんと確認してから勤務先を決めましょう。

【勤務時間、残業なし】重視の方
これを叶えるには、総合病院門前の調剤薬局で働くことが一番かと思います。

病院は外来の診療時間が決まっているので、
門前の薬局も終わりの時間がある程度読めますし、
更に言えば、病院であれば、
療養型の病院もある程度決まった時間で退勤できるのでおすすめですね。

一方で、耳鼻科・小児科を標榜している薬局は、
冬場に残業時間が多くなる傾向があるので、
「残業代で稼ぎたい!」というご希望がない限りは、避けたほうが無難でしょう。

加えて、意外と企業も月10~20時間前後の残業が発生することが多いので注意が必要です。

また、参考までに、パートで勤務を希望される方には
「在宅専門薬局」はおすすめです。
外来調剤がないので計画的に処方箋を作ることができ、
時間の融通が利きやすく、1日3時間~など、
時短勤務希望という働き方も相談に乗っていただきやすいです。
候補に加えてみて下さいね。

【やりがい】重視の方

人によってやりがいは異なるのですが、ポイントをまとめてみました。
・他職種と積極的にコミュニケーションをとりたい⇒ 病院
・患者様やそのご家族と密な関係を築きたい⇒ 薬局(特に在宅を行っている薬局)
・知識の向上を図りたい⇒ 教育体制が整っている大手薬局、総合(または専門)病院
・予防医療や総合的な視点を持ちたい⇒ 調剤併設ドラッグストア

以上、コンサルタント目線で転職理由別のおすすめ施設形態を
ご紹介をさせていただきました。

しかしながら状況により、
「○○を優先すると、デメリットとして■■が出てくる」という事態も発生します。

本当に優先すべきポイントは何なのか?
すべての希望を叶えることはできるのか?
そもそも、そういう職場があるのか?

日々転職マーケットはもちろん、求人状況もかわりますので、
信頼のおけるコンサルタントに相談してみて下さいね。
日本メディカルキャリアは国家資格保有のキャリアコンサルタントが専任で貴方の転職をご支援しております。
是非お気軽にご相談下さい。

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編集部Nihon Medical Career

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