CAREER ADVISOR COLUMN
キャリアアドバイザーコラム

薬剤師も自分を売り込む時代です! ~面接前準備編1~

面接前、履歴書だけの準備で本当に大丈夫??

薬剤師の転職はまだまだ売り手市場であると言われているものの、
都市部を中心に、薬剤師という資格をお持ちの方でも
徐々に連続して面接で「落ちる」、つまり不採用になるケースが増えてきました。

そして、面接で落ちてしまう薬剤師の方の中で多いのが、
「事前の準備をせずに面接に挑まれる」ケースです。

『準備といっても、履歴書を用意するだけで何とかなるだろう』
と思っていらっしゃる方も多いと思います。
しかし、面接前にできる準備は書類の用意だけではありません。

内定を勝ち取るためのポイントは、

・いかに会社(社長)のビジョンと自分自身のビジョンがマッチングするか
・面接官に一緒に働くイメージを持ってもらえるか
・当社にて活躍できる人材だと思わせるか

です。以上の内容が満たされないと、
内定をいただいても結果として希望条件が出なかった・・・ということにもなりかねません。

そのため、今回は少しでも書類以外にできる、
面接準備をご紹介いたします。

まず第一弾は、面接における注意事項や想定される質問等を考えておくことです。

ご自身の考え方や思いを面接前にしっかり整理しておきましょう。
そうすることで、先方からの質問に対しても比較的柔軟に応えられるようになります。

一例は以下のとおり。少しでも皆さまのご参考になれば幸いです。

■身だしなみについて
・服装は、スーツもしくは女性はアンサンブル等の羽織物が望ましいです 
・医療従事者らしく、清潔感のある身だしなみを意識しましょう
・爪、化粧、アクセサリー等、華美になりすぎないようにご注意下さい

■面接中によく聞かれる質問
・これまでの経歴、志望理由と退職理由
・今回の志望動機
・入職後はどのような仕事がしたいですか?
・薬剤師を志した理由・きっかけを教えて下さい
・座右の銘やモットーについて教えて下さい
・ホ-ムぺ-ジは見られましたか?印象はいかがですか?
・あなたの長所・短所をお聞かせ下さい
・趣味を教えて下さい
・健康面に不安や問題はありませんか?
・今回の就職に関して、ご家族様はどのようなご意見ですか?

以上のことに注意をしていただくと面接がスムーズに進むことが多いです。
この内容を踏まえ、自己PRのポイントとして
面接時に自らお話ができるとなお良いですね。

「面接が苦手」「いい回答が思いつかない」という方でも
私たちが一緒に面接対策を行いますので、
ぜひご相談をいただければと思います。

その他のおすすめコラムはこちら
薬剤師が給与を上げるにはどうしたらいいの?
緩和ケア科とは? ~ご関心をお持ちの先生へ~
医師の転職において、重要な条件(年収)交渉
毎朝の通勤で見る、完成までの工程【国立循環器病センター移転工事】
総合診療医へ転向するというキャリア

編集部Nihon Medical Career

キャリア編集部よりキャリアに役立つ情報をお届けします。

人気記事
関連記事